すごくかいつまむと、
殉也の前から姿を消した佳音だったが、
兄の起こした事件が世間に知れ、生活はボロボロに。
そのことを知った殉也は昴から住所をきいて佳音のもとへ行き励ます。
兄を許して欲しい佳音は、池田記者に言われるままに
以前診察を受けた心療内科医のもとを訪れ、記憶が一部戻る。
兄が両親を殺害したことを思い出しショックを受ける佳音に
両親は自分が殺した。でもそれ以上は思いだすな…と告げ、
兄は自ら警察へ。
その夜、佳音は殉也の家に泊まることになるのだが…
というような話でした。
佳音兄、今日も行動派です。
記者のパソコンのデータを消去して、警備員から逃げ出し、
今度は6年前に佳音の診察をした心療内科医のところに侵入して
(また!ちなみに、殉也も玄関で声かけたとはいえ不法侵入気味)
佳音のカルテを焼却します。
そして、以前喧嘩した同僚のところでかくまってもらいます。
もう、罪に罪を重ねてますね。
この暴走兄のことで、佳音のアパートの周りにマスコミが殺到、
当然大家さんは早く出て行けと催促。
世間の好奇の目にさらされます。
それにしても、マスコミは最低ですね。
現実にもこんな風なんでしょうが、
家族にだって生活があるのに、これではまともに暮らすことも無理です。
こんな風に、兄が妹を守ろうとする行動により、
佳音は大迷惑を受けているわけですが、
この場合、妹がどんな目に合うかはおかまいなし…というより、
そうなっても守りたい秘密があるということ。
兄にとってそれが知れるほうが怖い。
マスコミが押しかけて佳音が暮らしにくくなるよりもっと。
でも、皮肉です。
池田記者に示談に応じて欲しい一心で、
佳音は池田の条件をのんで心療内科医のところに訪れ、
結果として、記憶が戻るキッカケを作ってしまったのですから。
大体、池田も仕事とはいえ酷すぎる。
どう考えても佳音や家族には重大な秘密があり、
それを暴くことはあまりにも残酷なことであるとわかるだろうに、
そうまでして人の触れられたくない部分をさらしたいのかねぇ…。
それとも、個人的にこの事件を追いたい動機があるのかな?
佳音が思いだしたこと…
誰かが佳音のふとんをはいで…(その後どうなったかはまだ)。
それと、血のついたナイフを持った兄の姿。
でも、完全にミスリードですよね?
兄が殺したというのはどう考えても真実ではない。
だって、それが真実なら、兄はやっきになって「何か」を
隠す必要はなかったはず。
何しろ、親殺しで服役してるんですから。
両親を殺したのは兄である…という結論に佳音が行きついたのは、
兄にとって結果オーライだったと思われます。
それが事実だと佳音が思ってくれたなら、
無理に逃げ回らずとも重要な秘密が守られる。だからこそ、兄は警察に出頭する気になったのでしょうから。
兄が、どうしても隠したいこと…。
もう、私は、両親を刺したのは佳音としか思えない(笑)。
それも短絡的思考すぎるって?
正直、本当のことはまだわからないんですが、
とにかく謎があるんだよ、秘密があるんだよ、
ってことをしつこくしつこく繰り返してるわけです。
さすがにそれが何なのか知りたいので、
最後までみないといけません。
ここまできて大した秘密じゃなかったら腹が立つので、
超ド級の秘密を期待します。
さて、佳音が殉也の家に泊まるという急展開を迎えたわけですが、
おいおい、いきなりご宿泊ですかい。
佳音が泊まるその夜、聖花が急変!!
どんどん心拍数(?)が下がり、ついにはゼロに!!
しかも涙を流して…
という展開に。
まさか…死んだ?
聖花も安心した…とかいうことなのかしら。
このドラマ、主人公に感情移入できなくて苦しかったのですが、
これだけ釣って釣って釣りまくってやるって感じだと、
だんだん釣られてやろうかってな感じで楽しめるようになってきました。
感想文も思いのほか長くなっちゃった(笑)。
早く来週のがみたいです。
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