すごくかいつまむと、
聖花の容態が一時悪化したものの、もち直し、退院。
佳音は殉也と同じ屋根の下に暮らし、聖花の看病で協力し、
今までにない、穏やかで幸せな時間を手に入れたが、
聖花が超回復!!(もう、なんでもアリ)
今後どうなるのか…
という話でした。
今回は、佳音と殉也が関係を深めていくところが描かれ、
物語としては、聖花がベッドで起き上がるまで回復したことだけが
大きな展開でした。
ただ、これはストーリー的には本当に大きな転換点なんで、
来週以降の聖花に期待です。
佳音が聖花のために音楽家のピアノを勝手に弾くのは、
けっこうイケナイことだと思うんだけど、
今までが今までなだけに特に問題行動にも見えなくて、
全体的にまともな回でした。
主人公2人の関係に進展があり、ドラマは月9らしい方向に…
なのに、なぜか物足りない。
おい!!とか、またかい!!とかのツッコミ、
あるいは、キャ〜!!とか、ビクッ!、ぞぉ〜っとかのホラーな展開に
このドラマの楽しみ方を見出していたので。
もはや恋愛ドラマをみているとは思えなかったですから。
お兄ちゃんが相変わらず存在感ありありですが、
逮捕されたことで登場の機会が激減したのがつくづく残念!
香椎由宇さんの目が怖くてよかったのに、
美月の存在感がかなりうすくなってしまったのも残念。
聖花が復活するまでは彼女が佳音をバンバンいじめていくのだと思ってたので。
聖花が復活したことで、
殉也と聖花、佳音の問題が中心になりそうで、
美月はますます存在意義が希薄になっちゃうかな…。
それにしても、佳音の性的虐待(?)に関する記憶のシーンでは
イライラさせられます。
少しは新しい何かを思いだすならまだしも、
同じところで頭が痛くなるのを何週間も引っ張られると
さすがにうんざりなんですが。
今回印象が深かったのは、
池田記者の「人は真実に復讐される」です。
隠したつもりでも、必ず真実は暴かれていく…
いや、しかし、池田のこの事件に対する執念、
理解できません。
あなたがほじくりかえさなければ、真実は闇の中かもよ〜って
少し思ってしまいましたが(笑)。
気になっているのは、やっぱりお兄ちゃんですよ。
お兄ちゃん、出所したときには、
あるいは出所前にロザリオを手にした時には、
殉也に対して佳音に近づくなモード全開でした。
でも…。
急に佳音と殉也のことに対してOKになってるのは何故?
最初は、お兄ちゃんは佳音に対してLOVEの感情があり、
嫉妬してるとしか思ってなかったんですけどね。
でも、佳音が昔を思いだすのがお兄ちゃんにとって一番困ることで、
とにかくこの事件を佳音の記憶を戻さないままで終わったことにしたい。
そんなお兄ちゃんをみてると、
殉也に対して敵意を持ったことも、
急にアッサリOKな雰囲気を出してきたことも、
何か意味があるんだとは思うんですが…。
さて、どういうことなんでしょう??
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